広島東洋カープの本拠地、マツダスタジアムは、ただ試合を見るだけでなく、様々なイベントでファンを楽しませてくれます。
旧広島市民球場時代は、選手への野次が響く中での観戦が主流でしたが、今やファンサービスが充実し、家族連れや観光客にも優しいスタジアムとなっています。
今回は、マツダスタジアムで行われるCCダンスをはじめとする楽しいイベントをご紹介します。
マツダスタジアムでカープを盛り上げるイベント
【1回・2回終了】ヒーロー選手と記念写真
試合の1回、2回終了時に観客席から「熱心に応援している人」「ユニークな応援をしている人」を1名選びます。
この幸運なファンは、カープが勝利した際、その日のヒーロー選手と記念写真を撮ることができます。
試合に負けた場合は、マスコットのスライリーと記念写真になります。
選ばれた家族は8回表からバックネット裏に案内され、試合終了まで待機します。
試合が延長になることもあるので、特別な経験ですが、少し大変ですね。
【5回終了】CCダンス
5回終了時には、スタジアム全体が一体となって楽しむ『CCダンス(Carp Cheer Dance)』が披露されます。
ホーカー(スタンドを行き来する売り子)たちがリードし、観客も一緒に参加します。
ラッキィ池田さんが振り付けを担当したこのダンスは、アルファベット「CARP」を人文字で表現するもので、軽快なテンポの音楽に乗って踊ります。
以下の写真は、ホーカーとおじさんが楽しそうに踊っています。
振り付けしたのはラッキィ池田さんで、CCダンスの歌詞(「勝利を我らに! ~Let’s Win~」の作成もしています。
ここで、カープ公式のカープ選手とマスコットのスライリーが踊っているCCダンスを紹介します。
【カープ公式】選手と一緒にCCダンス!!
【7回表終了】「それ行けカープ リレー映像」
カープのラッキーセブンでは、オーロラビジョンにカープファンを公言する著名人が『それ行けカープ』の応援歌をリレーで歌唱する映像が流れます。
【公式】それ行けカープ<著名カープファン/リレー映像/2024>
観客はこの映像に合わせて大合唱し、スカイジェットバルーン(ジェット風船)を飛ばします。
ビジター球場でも、ラッキーセブンにはジェット風船の代わりにタオルやメガホンを振っての応援になっています。
他の楽しいイベント
マツダスタジアムでは、CCダンス以外にも多くのイベントがファンを楽しませてくれます。
【3回・4回終了】ゲームのスポンサーからの景品の抽選会
3回と4回の終了時には、ゲームのスポンサーからの景品やカープに関係する地域(例:カープが春、秋のキャンプを張る日南市とか、中国地方の各市町村)からの景品や特産物の抽選があります。
ただ、抽選の当選番号は、下3桁の場合が多いので、なかなかあたりません。
【5回終了】カープのスライリーのバズーカタイム
5回終了時、CCダンスを踊った後は、カープのマスコットであるスライリーのバズカーカタイムが始まります。
以下のようなバズーカの中にファイスタオルを弾として詰め込み、それを観客席に打ち込みます。
バズーカを構えるたびに、観客席から大きな歓声がわきます。
【入場時(不定期)】来場記念品をもらえる
不定期には、なりますが、来場記念品をもらえることがあります。
今年は、すでに6試合、「よっしゃ!」と勢いよく拳を突き上げた『新井監督のボブルヘッド人形』を来場した先着20,000名にプレゼントしていました。
この企画は大好評で、開場(午後3時)から30分ですべてプレゼント済みだったらしいです。
まとめ
マツダスタジアムでのカープ観戦は、試合そのものだけでなく、様々なイベントによって一層楽しめるものとなっています。
次回は、スタジアムでのおすすめグルメやビール売り子の話題など、さらにディープな楽しみ方をご紹介します。