野球観戦にはビールが欠かせませんよね。
マツダスタジアムでは、アサヒビールとキリンビールの二種類が楽しめますが、そのビールを提供する売り子さんたちのユニフォームには、実は興味深い秘密が隠されています。
青や赤のユニフォームを着た売り子さんたちがスタンドを駆け巡る理由を知っていますか?
この記事では、売り子さんのユニフォームの色が示す意味と、その背後にある競争の激しさについて詳しくご紹介します。
応援にはビールが欠かせない
野球観戦に欠かせないもの、それは冷えたビールです。
マツダスタジアムでは、アサヒスーパードライとキリン一番搾りの二種類のビールが販売されています。
スタジアムが開業した2009年当初は500mlで700円だったビールも、2023年からは350mlで800円と値上がりしました。
それでも、多くの観客がビールを手に応援を楽しんでいます。
ビールの売り子スタッフ
スタジアムでのビール販売を担当する売り子スタッフは「ホーカー」と呼ばれ、総勢80名が活動しています。
彼らはスタンドを行き来しながら、お客さまにビールやドリンク、お菓子などを販売します。
ビールを提供するために、売り子たちは20kg以上ものビールサーバー「樽」を背負い、スタンドの階段を上り下りし続けます。
マツダスタジアムには70近い通路があり、内野席では20段から30段、外野席では15段から25段の階段があります。
暑い日も雨の日も、時にはファウルボールの危険を感じながらも、彼らはお客さまに冷たいビールを届けるために頑張っています。
売り子スタッフの赤or青ユニフォームの違い
アサヒビールとキリンビール、それぞれの売り子スタッフには赤と青のユニフォームを着た人がいます。
実は、赤いユニフォームは、先週のビールの売り上げが上位3位に入った売り子さんのみが着ることができるのです。
総勢80名のうち、アサヒとキリンそれぞれ40名ずつで競争し、その中のトップ3に入るのは簡単なことではありませんよね。
売上のトップに立つためには、噂では1日に約300杯以上ものビールを売り上げる必要があると聞きます。
赤いユニフォームを着た売り子さんは、ビールを無駄なく注ぎ、お金の回収もスムーズに行い、ビールを購入するリピーターを素早く見つけて愛想よく接客します。
ほんと凄いです。
まとめ
マツダスタジアムでのビール売り子さんたちのユニフォームには、実は彼らの努力と成果が反映されています。
赤いユニフォームを着るためには厳しい競争を勝ち抜かなければならず、その努力の成果が観客に美味しいビールを提供する形で表れています。
次回の観戦時には、赤と青のユニフォームを着た売り子さんたちに注目してみてください。
彼らの背後には、熱い競争とプロフェッショナリズムが存在しているのです。
この記事を通じて、マツダスタジアムでのビール売り子さんたちの素晴らしい仕事ぶりに、少しでも理解と感謝の気持ちを持っていただけたら嬉しいです。